株式会社 梅垣織物
温故知新
帯づくりを天職と思い
高品位な技術のこだわりから伝統をはぐくみ
今に通じる伝統を創る
まじめな商品作りをモットーにしています。
図案
帯創りの始まりは図案からです。完成品をイメージできるように原本の寛文小袖のように描き上げています。刺繍や疋田絞りも原本の感性を損なわないように描いています。
染
日本古来の「はんなり」とした感性を出す為に天然染料、化学染料を問わず表現したい色を染め出しています。結果的には天然染料による糸染めが多くなっています。天然染料は染料自体が自然界のもので安定しないために正に染職人の「さじ加減」が重要です。
引箔手越帯
「梅垣の手越帯」は手機で織れる職人さんが少なくなった為に道具としては力織機を用いますが、弊社専属の伝統工芸士が機を停止しながら手機同様に手引き、手越している帯です。三十以上の工程や素材がある西陣織工程の中で手作業工程は伝統を守り、革新技術は取り入れることで帯創りを発展させています。守らなければならない伝統工程の中でも「引箔」は素材、技法共に非常に希少なものになっています。